そこに至福がある

自由に、自分らしく、平穏に生きるためのブログ。

川は流れる

一般的に「こだわる」ことは良いというイメージがあります。

職人が仕事の細部に「こだわる」、自分の美学に「こだわる」と言えばカッコイイですしね。

ただ「こだわる」ことも良いことだけではありません。

自分の「こだわり」を持つということは、それに縛られるということでもあります。

 

私は食生活には異様なこだわりがあり、食品添加物なども気にするほうです。

つまり自分の理想とする食生活に「こだわる」わけですが、ある意味、それは苦しいことです。

買い物をするにしても添加物が気になりますし、会食などの際も自分の思い通りの食事ができないためストレスになります。

 

また、私はミニマリスト的な面があるのですが、これも一つの「こだわり」です。

物を少なくする、シンプルにすることへ異様な「こだわり」があります。

これも行き過ぎると苦しいです。

つまり、自分の思い通りに物を減らせなければ苦しいですし、他人から余計なものをプレゼントされたら、それもちょっと苦しくなってきますしね...

 

「こだわる」というのは、川が凍り付いた状態です。

それは流れていません。

それは硬直しています、それは死んでいます。

でも、その「こだわり」が溶けた時、川は流れます。

絶えず新鮮な水が流れ、そこのは生の躍動があります。

 

自分のパートナーに対し「パートナーとはこういうものだ!」という「こだわり」が強ければ強いほど苦しくなります。

パートナーはそんな私の考えとはお構いなく、勝手な振る舞いをしてくるわけですからね。

でも、そんな「こだわり」も捨て去ってしまえば、楽になれるかもしれません。

ただ相手の反応に合わせて、来たものを受け入れ、しなやかに受けとめる...そう水のように。

 

こだわりを捨てて自由へと逍遥してみる。

どこに住んでもいいし、何を着てもいいし、何を食べてもいい。

何時に起きてもいいし、何時に寝てもいい。

老いてもいいし、死んでも後悔はない。

ただ川は流れる。

 

名著43 「荘子」:100分 de 名著