そこに至福がある

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フィクションを信じる力

サピエンス全史を読みました。まんが版の方ね...

 

 

 アフリカで暮らしていた取るに足りない生物であったホモ・サピエンスは、なぜ食物連鎖の頂点に立ち、文明を打ち立て、地球を支配するまでに至ったのだろうか?

ダ・ヴィンチニュースより)

 

昔、ホモ属には多様な種が存在していたそうです。

ネアンデルタール人アウストラロピテクス等々(体格的にホモ・サピエンスよりも優れたホモ属もいました)

その中で、なぜホモ・サピエンスが頂点に立てたのか?

 

同書では、その鍵がホモ・サピエンスの“フィクションを信じる力”にあるとしている。

国家、宗教、企業、貨幣、法律、自由など、私たちが疑いもなく信じている概念は、みなすべて実体のない“虚構”だ。

虚構は見知らぬ者同士が協力することを可能にし、複雑で高度な社会をもたらしたという。

ダ・ヴィンチニュースより)

 

フィクションを信じる力。これが1つのキーワードです。

一番、わかりやすいのは「お金」ですね。

単なる紙切れを渡せば、代わりに魚をもらえたり、服をもらえたり、自分のために奉仕してくれたりします。

これも皆が「この紙には価値がある」というフィクションを信じているからです。

でも、それ紙でしかないんですよね...

 

思えば「私は日本人である」というのも、フィクションに過ぎません。

日本の領土も、誰かが勝手に線を引いて「ここは日本です」と言ったに過ぎない。

そこに歴史や価値観というフィクションをつけて、皆でそれを信じているもの...それが日本かもしれません。

 

今、冬季オリンピックで盛り上がっているようです。

誰だれが金メダルを取った、感動した、泣いた、と世間では盛り上がっていると思いますが、これも皆が同じフィクションを共有しているからこそですよね。