そこに至福がある

自由に、自分らしく、平穏に生きるためのブログ。

アリとは私であり、私とはアリである

部屋でウクレレの練習をしていた時のこと。

楽譜を開くと、アリの死骸があるのに気づきました。

ファイルの中で圧縮されて、アリの死骸がしおりのようになって干からびていました。

先日、公園でウクレレを弾いたのですが、その時に紛れ込んだようです。

「ごめんよ、アリさん」と心の中で呟きながら、ティッシュにアリを包みました。

そして、私はいつも通り平然と演奏に取り掛かります。

 

一個体のアリの命は、私の楽譜のファイルに挟まれて生を終えました。

私たち人間にとって、アリは「虫けら」に過ぎません。

そこに特別な感情はありません。

単に弱肉強食がそこにあったのであり、自然の摂理があったのであり、運命があったに過ぎません。

それだけのことです。

そして、私が老いて死にゆくのも、また同じこと。

どれだけ自分を可愛がろうと、慈しもうが、自然界においてはただ一匹の人間が死骸になるだけのこと...

アリとは私であり、私とはアリである。

 

どれだけ悩もうが、どれだけ不安になろうが、どれだけ他人の目を気にしようが、最後はこのアリと同じになる。

まるで、全ての悩みや不安が死の瞬間には徒労に終わるように...